接続の都合上、ゆっくりとした立ち上がり。
東北本線を南下、一ノ関で乗り換えて小牛田へ。
小牛田駅では東北本線の上下列車のほか、陸羽東線と石巻線の合計４本の列車がホームを埋めつくす。
石巻線の列車に乗り換え、女川を目指す。
浦宿～女川は今年の春に震災から復旧し、石巻線は全線で運転を再開しました。
女川駅周辺はまだまだ復興途中のようですが、列車は地元の人達や観光客でにぎわっていました。
鉄道の運行再開は街に人の流れを呼び込んでいるようで、今後の復興の加速も十分に期待できます。
女川駅の周辺を30分ほど散策して、石巻へ折り返し。
石巻では昼食に石巻焼きそばを食べました。
麺が元から茶色いのと、ソースをあとからかけるのが特徴。
そのあとは石ノ森萬画館に行きました。
石巻駅からは歩いて15分ほどですが、その道のりには石ノ森作品に出てくるキャラクターのモニュメントが設置されています。
境港の水木しげるロードのような感じですね。
ただ、境港は街ごとその世界観に入り込めるのに対して、こっちはモニュメントだけなのでもう少し工夫してほしいかなと思います。
萬画館の中身的には結構よかったかな。
石ノ森さんの萬画宣言はマンガの原点というべきか、目指すべき姿というか、簡単なようでかなり深いです。
石巻からは仙石東北ラインで仙台へ。
先月、仙石線の全線復旧と同時に仙石線と東北本線を短絡する仙石東北ラインが開業しました。
仙石東北ラインは全てが快速列車で運転され、特別快速と快速が運転されています。
さらに快速は停車駅により、東北本線内で各駅に停車する緑字の快速と東北本線内で仙台～塩釜ノンストップの赤字快速の２種類があります。
今回は赤字の快速列車に乗りました。
車両はハイブリッドの新型車両で、車内のモニターには動力の状態が表示されます。
４両編成の車内は矢本あたりから満席となり、高城町からはかなり混雑していました。
高城町を出てしばらくすると列車は一旦停止、その後徐行で短絡線へと入っていきます。
さらに、短絡線を抜ける前にも一旦停止し東北本線に合流していきます。
塩釜からはノンストップということもあり、ハイブリッド車にも関わらず思ったよりスピードを出していました。
１時間ほどで仙台に到着。
仙台で夕食を食べて、ここで１泊。
明日は飛行機で帰るだけなので、旅行としては実質ここで終わりですね。
今日の夜に飛行機で帰ってもよかったんだけど、せっかく明日まで休みだし１泊した方がゆっくりできるのでいいかな。
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