JR北海道は新型特急気動車である、キハ285系の開発を中止することを決定しました。

8年前から振子+空気ばねを使用した複合車体傾斜システムの試験をキハ283系で実施し、今回のキハ285系で標準装備することによりスピードアップを計画していました。

しかし、安全性やメンテナンスの観点から開発を断念せざるを得なくなりました。

全国的にもここ10年ぐらいは、振子を装備した新型車両はあまり投入されてないですね。
コストが安い車体傾斜が主流になりつつあります。

むしろ、そんなに車体を傾けたら酔うやろっていう話。

今後、特急車の置き換えはキハ261系の製造により行っていくようです。

タイミングの悪いことに、試作車の3両はすでに川崎重工にて落成寸前まで来ていました。
もうちょっと早く中止していれば試作車の製造を止めれたかもしれないのに。

この3両については検測車に使用することを検討しているそうです。

個人的にはニセコエクスプレスの置き換えで臨時列車として使ってみたら面白いと思うんですけどね。
もちろん振子は使用停止にして。

まあ、それにしても製造決定の発表をせずに開発中止の発表をするあたりはちょっと笑えてしまう。

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