来年3月12日に予定されているダイヤ改正の内容について、今回は第2回目。

在来線の特急列車よりも先に、大幅な変更が行われる関西地区の各路線について触れていきたいと思います。

225系の本格投入、並びに5月に開業を控えている大阪駅の駅ビルへの各方面からのアクセス強化を中心とした改正を行います。

琵琶湖線、京都線、神戸線を運転する全ての新快速は南草津に停車いたします。
休日に運転される新快速は全て12両編成となります。
平日においても、約7割の新快速が12両で運転されます。

宝塚線においては、大阪~宝塚において1時間あたり2本の快速電車を新設します。
これにより、従来の丹波路快速と合わせて1時間に4本の快速が大阪~宝塚に直通します。
また、大阪発着の快速と続行運転となっている宝塚~木津(同志社前)の快速については宝塚~塚口において運転を取りやめ塚口発着となります。

続いて阪和・関空線について
日中時間帯において20分間隔で運転されている関空・紀州路快速については運転間隔が15分となり、阪和線から大阪に直通する快速が増発されます。
それに合わせて阪和線の運行体系も大幅に変更され、紀州路快速は日根野~和歌山は全ての駅に停車、天王寺~日根野で運転されている快速については鳳から各駅に停車する区間快速に変更され、普通電車は天王寺~鳳の運転が基本となります。
鳳~和歌山において、データイムの普通電車は消滅します。

大和路線でも同様の見直しが行われます。
大阪に直通する大和路快速は15分間隔の運転になり、大阪に直通する快速が増発されます。
日中の大和路快速は、これまで全て加茂行きでしたが今回の改正で半数の大和路快速が奈良止まりとなります。
難波発着の快速も15分間隔となり、半数は王寺止まりとなります。
普通電車については10分間隔で柏原行きと奈良行きが交互で運転されていましたが、これについても15分間隔となり全て王寺行きとなります。
そのため、王寺から先の区間については運転本数が削減されます。

最後に大阪環状線について
環状線の普通電車はこれまで10分間隔で運転されていましたが、今回の改正で15分間隔の運転に変更されます。
普通電車の削減、関空・紀州路快速と大和路快速の増発により環状線は快速主体のダイヤとなります。
これにともない、京セラドームの最寄り駅である大正に全ての快速電車が停車します。
ユニバーサルシティ方面では、現在1時間あたり環状線への直通列車と西九条折り返しのシャトル列車が3本ずつ運転されていますが、改正後は環状線への直通列車4本のみとなり、シャトル列車は廃止されます。

このように運転間隔の変更を中心とした大幅な変更が行われます。

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